「ういろうは、いらっしゃりませぬか。」
台詞のbaton2
伊藤留奈(Ito・M・Studio)→宮村
セツコの豪遊という劇団を主宰してます。宮村です。
「ういろうは、いらっしゃりませぬか。」
歌舞伎18番『外郎売』
作 二代目市川團十郎
このフレーズの前に長ーい早口言葉があり、発声練習用として有名ですが。演劇研究所時代に課題として取り組んだので、思い入れがあります。
その課題は、外郎売りと重ねて、自分自身も観客に売り込んで見せるといった内容。毎週、各人で魅せ方を考え、発表しました。あの小さな成功体験は、演劇活動の支えです。実は今でも、しょっちゅう唱えてます。滑舌練習にもなって一石二鳥。
★batonは宮村→喜多貴幸さん
研究所の同期です。↑の外郎売りの課題のとき、全身を使ってやる私とは裏腹に、彼は座ったままでやり通したのを覚えてます。未だになんか悔しいです。でもその拘りの強さ、根性を買ってます。